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2024.01.22 #内勤
建物の形状によって金額は変わるのか?③
#内勤
皆さんこんにちは。
リバティホームの松田です。
今回は建物の形状とは少し異なるのですが、建物の金額にかかわる要素として
「屋根の勾配」についてお話をしたいと思います。
「屋根勾配」とは「屋根の傾斜」のことです。
1寸勾配、2寸勾配のように「~寸勾配」で表記されます。
1寸勾配の場合、1メートル進んだら10センチ上昇。
4寸勾配の場合は、1メートル進んだら40センチ上昇です。
数字の高い方が勾配がキツイ、角度が急ということになります。
同じ屋根材で比較をした場合、屋根の勾配が急になるほど屋根工事の金額は高くなってしまいます。
屋根の勾配が高いほど屋根の面積が大きくなるためです。
下の2つの家を比べてみます。
同じ面積、同じ階数の2つの建物。
違うのは屋根の勾配のみとします。
どちらのほうがコストがかかると思いますか?
正解は右の建物です。
勾配が高いほど屋根のコストは高くなります。
建物重ねてみるとわかりやすいですね。
三角形が大きいほど、三角形を構成する1辺の長さも当然大きくなります。
その分必要な屋根の量も増えますので金額が高くなるということです。
今回のお話は以上です。
実際はもっと細かい話になるのですが、専門用語などが多く省かせていただきました。
分かりづらかったらごめんなさい。
また、だからといって勾配が緩いほうがいい!!というわけでは必ずしもありません。
勾配が緩すぎると水はけが悪くなりますし、反対に急すぎると建物の高さが高くなり部屋がとりづらくなったりなど
それぞれに長所短所があります。
皆様のご検討の際の一つの材料としてご活用いただけましたら幸いです。